マルイ M45A1 フロントサイト改造
前に書いた記事に、マルイM45A1はフロントサイトがかなり緩いという話を書きました。
個体差もあるとは思いますが、余りにもゆるゆるでこのままではゲームに支障が出そうなので、今回はそれを直してみたいと思います。
しかし、ノリ等でただ固めて動かなくするだけでは面白くないので、
手を加えてダミーの六角をなんとか本物のネジにしてみたいと思います!
ネジのサイズは測った感じ1.6mm程度に見えたので、通販で1.6Mの六角穴付の平ネジを注文したのですが、
後日ホームセンターに行ったら1.6Mのタップ切りが売っていなく、仕方ないので代わりに1.7Mのタップ切りを購入しました。
幅の誤差0.1mmで実際どれだけ緩くなるか分からないので少し心配ですが、
1.6Mのネジも1.7Mのタップも、ネジ山のピッチは0.35で共通なので少なくともネジが使えないという事はないと思います。
※0.1mmの差はわりと問題有りでした!
実際にネジを付けてみたら、付けられない事はないがかなりゆるく感じられました。
真似する人なんていないと思いますが、買うならネジと同サイズのタップにしましょう笑
今回使用した道具です。全部ホームセンターで買えるやつです。
使用したネジはM1.6x6の六角穴付き止めネジです。先端が平たい物にしました。
このネジには0.7の六角がちょうどよいサイズでした。
では 早速やっていきたいと思います。
まずフロントサイトをミニバイスで動かないように固定して、
ダミーの六角穴に、1mm程度のドリルを装着したピンバイスで穴を開けます。
貫通しました。
次は1.4mmのドリルで穴を広げていきます。
ちなみにタップ切りの方に、いくつのドリルで穴を開けるかという指示があります。
1.7Mのタップの時は1.4mmのドリルで穴を開けます。
刃先が金属にかみついてしまって進まない場合は、
ドリルを逆回転させて金属をならして、
その後正回転させて~を何度も繰り返しゆっくり広げていきます。
1.4mmのドリルが貫通したところです。
そして、油を指しながらタップ切りでネジ山を作っていきます。
2周したら戻してクズを取り、油を指して〜を繰り返しネジを切ります。
無事ネジ穴が完成しました。
完成したフロントサイトのネジ穴にネジを突っ込んでみた状態です。
上に書いたように0.1mmのサイズ差で少し緩いですがなんとか使えます。
しかし、スライドがプラで柔らかいせいか、このままネジをきつく締め込むとフロントサイトを止めている土台部分が少し変形するのか、スライドとフロントサイトとの間に隙間が空いてしまいます。
これはいけませんね、、、
しかも何も考えずに長さ6mmのネジにしたせいで締め込んでもネジがフロントサイトより飛び出してしまっています。
仕方ないのでスライドの方にも少し加工をする事に。
サイトの上に飛び出したネジはスライド側に差し込んで完全に固定してまえばいいじゃない!まじ天才!
というわけで、スライド側にも1.4mmの穴を開けました。
相手はプラなのでわざわざタップでネジを切らず、そのままねじ込んでいきます。
今度はピッタリハマりフロントサイトは完全に固定されました。
ようやく完成しました。これで指で押してもホルスターに入れても絶対にズレたりしないフロントサイトになりました。よかった…
今回はなぜか無駄に拘ってどうにかネジで止められるようにしましたが、はっきり言って目では見えない所なので、
正直簡単にアロンアルファとかのノリ付けだけでも良かったんじゃないかなーとは考えました笑
ただ、見えない所だからこそ、拘れば拘っただけ愛着が湧くんじゃないかなーと、ぼくは思います。
よし、良い事言った!終わり良ければ全て良し!
ここまで読んでいただきありがとうございました。